肋間神経痛の考察と改善方法
肋間神経痛の考察
肋骨の症状で多いのが 呼吸に関するものであろうかと思います。
息が吸いにくい吐きにくいなどの症状も肺を保護する胸郭を構成する肋骨及び肋間筋の関与があります。
肋軟骨の変位や、肋骨の歪み、それに伴う肋間筋の過緊張や癒着、横隔膜の癒着などが、呼吸時の胸郭の正常な動きを阻害し、呼吸のしづらさを作り出します。
そのような前段階の症状が出て、皆様が良く聞くような肋間神経痛に移行する事もあります。
それは、ストレス反応であったり、上記の様な肋骨のバランスによる肋間筋の過緊張での肋間神経の圧迫があったり、ヘルペスウイルスの感染など有無も関与しますので、皮膚の状態のチェックも必要ですね。
さらに肋間神経痛でも心臓の痛みと勘違いするような症状も起こったりします。
それでは、さらに肋間神経痛の考察を進めて行きましょう。
肋間神経痛の主な原因
- 胸郭の歪み
- 不良姿勢
- 思春期性側弯症、特発性側彎症
- ヘルペスウイルスへの感染
- 肋間筋での肋間神経の圧迫
肋間神経痛が及ぼす身体症状
- 肋骨の痛み
- 神経痛症状
- 偽心臓疾患
- ヘルペスウイルス感染の場合は皮膚に紅斑

肋間神経痛に関与する主要組織
関節組織
- 肋骨
- 肋軟骨
- 胸椎
- 肩甲骨
- 頚椎
筋肉組織と神経組織
- 僧帽筋(副神経、頚神経叢)
- 頸部の筋肉群(頚神経叢)
- 大小菱形筋(肩甲背神経)
- 脊柱起立筋(脊髄神経)
- 肩甲挙筋(肩甲背神経)
- 広背筋(胸背神経)
- 大胸筋(内外側胸筋神経)
- 肋間筋(肋間神経)
- 横隔膜(横隔神経)
肋間神経痛はこのように多くの組織が関与しています。肋間神経痛の改善においてはこれら全ての組織を検査し治療していく事になります。
胸郭の調整は、高齢の場合、肋骨などが骨折のリスクがある為、慎重に治療を勧めなければなりませんので、熟練したテクニックが必要です。
カイロプラクティックでは関節や筋肉の治療だけでなく、それに付随する神経系の改善をしていく事が可能です。
横隔膜の問題で症状を呈している場合は、横隔神経の治療が必要なわけですが、それには頸椎の治療が必要になります。横隔膜が位置的に胸郭の下部にあるので、頸椎からの神経系の支配とは思わないと存じますが、C3~C5レベルの支配と自律神経の二重支配なりますので、頸椎の調整により機能回復させます。直接横隔膜に接触し調整する技術も私は持っていますので多方向から肋間神経痛へのアプローチが可能です。
肋間神経痛の改善治療
問診の重要性
問診で多くのことが分かってきますので、ご自身で関係ないと思われることも気兼ねなくお話し下さい。
鑑別診断の重要性
しかしながら、患者様一人ひとりの状態が違いますので、すべての方にこのような検査、施術を行うわけではございません。あくまでも一例です。

肋間神経痛や呼吸に関わる症状に対して行うテクニックです。
胸郭全体の調整を行い、横隔膜の癒着の除去なども行います。
上下左右を3Dで確認し、可動制限を見つけて改善していきます。

呼吸に合わせて胸郭を動かしていき、呼吸の改善を図ります。
この時に癒着した横隔膜や肋間筋の組織を触知し呼吸と共に癒着を除去していく事が可能です。
肋間神経痛の臨床報告は胸郭における症状の改善治療日記をご覧ください。
・呼吸が浅く息苦しい患者様の改善治療日記
・自律神経失調症の患者様の改善治療日記
・アイリストの胸郭出口症候群の改善治療日記
・側弯症の影響による翼状肩甲骨の患者様の改善治療日記
・心臓部の疾患と勘違いされた肋間神経痛の患者様の改善治療日記
肋骨の症状でお寄せ頂いた声